浜松Ruby会議01 感想文

2015-03-28
Ruby Hamamatsu.rb 浜松Ruby会議01

はじめに

ご無沙汰していた hamamatsu.rb が ついに50回目を迎えたようです。

50回目は 浜松Ruby会議01 として 2015.3.28(Sat)10:00 より開催されました。

参加してきたのでその様子と感想を!

『たのしいRuby』

島田浩二さん (@snoozer05)

株式会社えにしテック 代表取締役社長

わざわざ札幌からいらっしゃってくれました。

講演資料はこちら

感想文

Rubyの何が楽しいって、単体またはgem installコマンドを叩いて requireするだけで 大体の問題の解決が簡単にできちゃうのが楽しいです。

でも楽しくないが、VersionUpへの追従ですね。追従しないとGem死亡するし、追従してもGem死亡していくし、、、

そして、楽しさにはビジネス価値があります - 結局、モチベーションこそがプログラマの生産性を左右するのですから。Martin Fowler

これをわかってくれる上層部と仕事がしたいです。

なお、札幌から5時間かかるアクセスの悪さ、それが浜松です。(近場の空港がどこも微妙な距離)

『Rubyでどうやってキャリアを作ったか』

増井雄一郎(@masuidrive)

株式会社トレタ のCTO

芸人プログラマー!

高校生ぐらいから飛行機で客先にいったりとかの生活をしていたそうな。

そのお陰で大学は6年間!

英語を学ぶためにごにょごにょと頑張ったお話。

アメリカで会社起こしたお話などなど、過去の経験を教えてくれました。

行動力がすごい!という印象。

もうちょっと技術的なお話を聞けたらーなと思った。

「納品のない受託開発」が”Ruby”と共に進む未来

倉貫義人さん

株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長

元プログラマー、現在は経営に専念

社内ベンチャーからMBOで独立して話題になりました。

Amazonでベストセラーとなった以下の本をご存知の方も多いのではないでしょうか?

「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識”を変えるビジネスモデル

感想文

共感した、理解して欲しいと思うのが「エンジニアの仕事はルーチンワークではない」

エンジニアは再現性のない「問題解決」の仕事

お医者さんの場合 「治療をする」 患者によって問題が違う

プログラマも 「プログラム」を書くというのは常に同じなんだけれども、常に問題は異なっている。

会社の仕組みも非常に面白いです。

SIerを敵視していたけど、銀行系などはこういった形では受託できないし、そういった意味ではきちんと住み分けできるような社会になってきたのかなーと

Railsで食べている会社はこういう領域での契約が多い印象

類似の契約方法に永和システムマネジメントの価値創造契約とかね

『Rubyistのための型入門』

水野洋樹さん(@mzp)

静的型付き言語はなんで滅びなかったのか?

資料は現時点でなし

感想文

本日初の技術よりのお話。

弱い型付けと強い型付けを初めて知りました。

確かに Cast するとコンパイルは通るけど安全じゃなくなるもんね。

『RailsGirlsと、私。』

やだけいこ さん

Rails Girl 名古屋のオーガナイザー

くまもん大好きな人

Rails Girl は主に2日間のワークショップでRailsに触れる会

Rails Girl 名古屋を開催するに至った経緯

必要なのは、やりたい、という気持ち。サポートしてくれる人。いくばかのお金

今は Rails Gril Japanという名称でオーガナイザーのサポートをしてくれるみたいなので、

自分の故郷で開催したいという方はコンタクトをとってみるといいかも

感想文

先の 株式会社ソニックガーデン様のような新しい働き方が根づいてきている。

子育てしながら在宅で普通のお給料を貰える(かも?)環境が整ってきている。

プログラマーという業界は女性比率が圧倒的に低いが、Rails Girlのような活動によって

女性が興味をもち、将来も安心して働けるそんな社会になっていくといいなと思いました。

でも、Rails Girlの次のステップが必要だよね?とも思ったり。

将来 「プログラマー未経験、業務経験なしの私が在宅で子育てと仕事を両立する話」みたいな講演が聞けるのかな?

『Ruby未経験者だった僕がドヤ顔で偉そうなことを言えるようになるまでの3年間』

伊藤淳一さん(@jnchito)

ソニックガーデンのドヤ顔の人

リモートワークしてます。

講演資料

トップだと思っていたらドベのプログラマーになって, そこから3年間でRails使いになるまでの歴史のお話。

感想文

Give and take の精神は心がけています!

Takeばかりではいけないですよね!

Qiita は 2年くらいごぶさたです。。。

『KIDS, RUBY, FUN! ~スモウルビーとRubyプログラミング少年団の紹介~』

高尾宏治さん

Rubyプログラミング少年団 の代表の方

Ruby発祥の地 松江 で 子どもたちにRubyを教える活動をしている。

松江市では91%の中学生がRubyを学ぶようになるという。

https://github.com/smalruby

小学生くらいの子にどうやって Rubyを教えればいいのか?

Scratch というサービスを見つけ、Rubyに応用してできたのが、 smalruby

そしてデモ(Ustreamみてみてください)

感想文

浜松では 似たような活動に 浜松ITキッズプロジェクト というものがあるらしい。

子供にこういったことを教えるというのは、将来においても絶対に大事だし、なるべく早いほうがいいと思う。

こういった活動をしている人はすごく尊敬できるなと思い、地域の企業もスポンサーとしてぜひとも協力してあげて欲しい。

そしてバッテリ切れへ

ここらへんでバッテリーが切れた。充電器重要!!!

覚えていること適当に。。。

Unagi.pyと名前がずるいやつが1度だけ開催されたことのある浜松

expect { "hamamatsu" }.to eq "shizuoka-ken"
expect { "hamamatsu" }.not_to eq "shizuoka"

モチベーション戦略より

某なんでもいつだけ願いが叶う玉を集める物語より

ある国の王子さまは 「あの主人公より強いのは俺様だ」をモチベーションに修行している

ライバル視されている主人公は 「もっと強い敵と戦いたい」をモチベーションに修行している

私は主人公型っぽい

最後に

スタッフの皆様, 登壇者の皆様お疲れ様でした。

地元でこのような会が実行され、多くの方が集まってくれたことをとても嬉しく思っています。

また、この会議のスポンサーとなってくれました浜松市の「みんなのはままつ創造プロジェクト」様 本当にありがとざいました。